先日、3月16日は金沢にとっても北陸にとっても、今後の経済を左右する転換点となる日でした。
これまで東京~金沢を結んでいた北陸新幹線が福井県の敦賀駅へと延伸されました。
これに伴い、JRの路線(サンダーバードやしらさぎなどの特急)の改変、第3セクターによる普通列車の運営があります。
また、観光や経済の流れも変化が予想されますので、今後の北陸がどう変わっていくのでしょうか?
金沢駅から敦賀駅に向けて出発する一番列車の到着シーンです。
これから乗り込もうという乗客の方が出発を前に、発車時間の6時前から集まり始めました。
電光掲示板や駅の案内表示を記念に撮影する姿も各所で見られました。
8時48分には敦賀駅より到着第一号となる列車が金沢駅に到着しました。
着物を着た各種団体の方や職員のみなさん、自治体の代表者が乗客を出迎えています。
9時からは金沢駅東口広場や駅地下を利用して、各種イベントが行われました。
金沢の伝統文化であるお茶や着物を紹介するコーナーのほか、元日に発生した能登半島地震からの復興を願い、能登の伝統行事の紹介や特産品の販売も行われました。
金沢駅の後は小松駅・加賀温泉駅の方を回りました。
新幹線延伸でこれから観光や経済の流れが変わるであろう南加賀ですが、観光地や特産品の紹介に力を入れておられました。
南加賀は全国的にも知られる温泉地や九谷焼などの伝統産業が有名です。
新幹線延伸でこれらがどうなっていくのかが注目されるところです。