北陸新幹線の金沢開業さらには敦賀延伸以降、より多くの方が金沢に来られるようになりました。
金沢は観光地が中心部にコンパクトにまとまっており、周遊がしやすい都市ですがその中でもひがし茶屋街・主計町茶屋街周辺はかなり注目を集めているように思います。特に「着物での散策をするならココ」ということで、金沢城・兼六園周辺と並んで着物で歩いている観光客の方をかなり見かけます。
本日はひがし茶屋街・主計町茶屋街で多数の着物撮影をしてきた地元カメラマンがおススメの撮影スポットをいくつかご紹介します。
最後には取り上げたスポット以外もまとめて地図を掲載しますので、ぜひ金沢観光の際の参考になさってください。
ひがし茶屋街
①茶屋街入り口の柳の木と赤い格子の壁
ひがし茶屋街のメイン通りに入ってすぐのところに柳の木と赤い壁の建物があります(金澤しつらえ/茶房やなぎ庵さん)
多くの方は壁と平行にメイン通りに向かって写真を撮るのですが、壁を背にして撮影する方法をおススメします。時期によっては柳の緑の葉っぱも入りますのでいいアクセントになります。
茶屋街の入り口でかなり混雑するスポットになりますので、譲り合ってタイミングよく撮影したいところです。
メイン通りに向かって撮影する際にも柳の葉を入れるのがおススメです。
背景に茶屋街の通りと卯辰山の緑が入りますので、和傘やアクセサリーなど鮮やかな色のものでアクセントを付けるのもいいと思います。
②くるみや・ゴーシュ前
メイン通りから向かって右手、1本違う通りに入ったところになります。
くるみやさん、ゴーシュさんといった雑貨やカフェのお店が並んでいますが、メイン通りに比べると人通りが少ない隠れスポットです。「少し落ち着いて撮影したい」という方向けになりますが、十分に茶屋街の雰囲気が感じられます。
メイン通りに比べて通路が狭いため、建物のあたりが暗く、通りの中心は明るく写り着物のしっとりとした質感を表現しやすい場所です。
お店の利用者や通行人に気を付けつつ撮影するようにしてください。
③梅の橋
ひがし茶屋街近くを流れる浅野川にかかる木製の橋で、夜はライトアップが施されています。
川と橋の織りなす雰囲気が人気で、近年ではテレビロケやドラマ・映画の撮影をしているところもしばしば見かけるようになりました。
橋の上で橋と平行に撮影するのもよし、橋の下の河原から見上げて撮影するのもよしです。
主計町茶屋街
①主計町茶屋街のメイン通り
浅野川沿いの道が主計町茶屋街のメイン通りになります。ひがし茶屋街に比べ人通りが少ないものの、近年は少しずつ観光客の姿も増えてきました。
桜の木が植えられているため、シーズンには夜桜も楽しめ通りにぼんぼりも設置されます。少しですが紫陽花などもあるため、四季それぞれに楽しめる道でもあります。
人通りが少ないのと1本路地裏に入るとがらっと雰囲気が変わるため、個人的にかなりおススメの撮影スポットになります。
②あかり坂
メイン通りからさらに奥に入るとある人がすれ違えるかというくらいの小路に行きつきます。
主計町から尾張町方面に抜ける坂の1つが通称「あかり坂」で、ある意味金沢の坂文化が楽しめる場所です。
時間帯によって光が差し込んでいる場所に立って撮影すると人物がより引き立ちます。
写真2枚目の「八巻」の提灯も人気のスポットになっています。
③火の見櫓前
主計町茶屋街から浅野川大橋を渡り、ひがし茶屋街に戻る途中にある川沿いのスポットです。目印となる柳の木と桜の木があります。
ここからは浅野川越しに主計町の通りが一望でき、広がりのある写真を撮ることができます。
その後は川沿いに散策するのもいいですし、道を渡ればひがし茶屋街に戻ることもできます。
簡単ですが、人気観光地のひがし茶屋街&主計町茶屋街周辺のおススメ撮影スポットについてご紹介させていただきました。
下のマップと合わせてぜひ参考になさってください。
もちろん撮影のご依頼の方もお受けしています。紹介しきれなかったスポットやイメージに合わせたスケジュール提案、着物等のコーディネートなどもさせていただきます。
ぜひお気軽にお問い合わせお待ちしております。