北陸の冬は晴天の日も少なく、なかなか目ぼしい被写体が少ないため撮影に苦労している方も多いかと思います。
その中で出張撮影で北陸を回っているカメラマンがおススメするスポットをいくつかご紹介します。
冬の代表的な被写体である雪やイルミネーションについては、最後に別記事でまとめていますのでそれ以外のものを最初にご紹介します。
白鳥
北陸には12月ごろから3月ごろにかけて白鳥の群れが飛来します。
石川県内では金沢市・津幡町・かほく市・内灘町にまたがる「河北潟」や羽咋市の「邑知潟」、加賀市の「柴山潟」などが飛来地として有名です。
上の写真は河北潟の白鳥ですが、河北潟と柴山潟は水田から飛び立つ姿を撮るのに向いていて、邑知潟は湖から飛び立つ様子が撮影しやすいです。
このほか富山県にも田尻池など複数の飛来地があり、福井県もいくつか白鳥の群れが見られるスポットがあります。
兼六園や卯辰山などの梅(金沢市)
金沢市内では人気観光地・兼六園や市内を一望できる卯辰山の梅林が有名です。
満開時期としては3月ごろの場所が多いですが、品種によっては1月ごろから開花が始まるものもあり、多品種がある兼六園は1月から3月まで長く楽しめます。
運が良ければ梅と雪のコラボレーションも撮影できる可能性がありますので、早朝の撮影もおススメです。
ひな人形祭り(福井県大野市)
福井県大野市では1月中旬から数多くのひな人形が並ぶ「春を彩る越前おおのひな祭り」が開催されます。
街なかの観光施設と道の駅を利用して、見ごたえのあるひな壇が展示されています。
大野市は昔ながらの古い街並みが残り、多数の観光施設が整備されています。周辺にも恐竜博物館や平泉寺白山神社のある勝山市や永平寺、福井市など多数の観光スポットがあるため、1日かけていろいろな場所を撮り歩くのもおススメです。
河津桜や山桜
4月のソメイヨシノが咲く前に、3月上旬から中旬にかけて河津桜や山桜が咲くスポットがあります。
北陸で有名なのは石川県の美川インターそばと富山市の海岸通り付近です。
この他にも上の2つのスポットほどまとまっていませんが、河津桜や山桜が見られるスポットが多数あります。
雪やイルミネーションのおススメスポット
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